芥川賞、直木賞:19歳綿矢さん、20歳金原さんら受賞
 第130回芥川、直木賞日本文学振興会主催)の選考委員会が15日、東京・築地の「新喜楽」で開かれ、芥川賞金原ひとみさん(20)の「蛇にピアス」(「すばる」03年11月号、集英社刊)と、綿矢りささん(19)の「蹴(け)りたい背中」(「文芸」03年秋号、河出書房新社刊)の2作が選ばれた。直木賞江國香織さん(39)の「号泣する準備はできていた」(新潮社)と京極夏彦さん(40)の「後巷説百物語(のちのこうせつひゃくものがたり)」(角川書店刊)に決まった。

 金原さんはフリーターで東京都府中市在住。「蛇にピアス」で昨秋、すばる文学賞を受賞しデビューした。綿矢さんは早大教育学部2年の19歳。京都市出身で東京都在住。京都市立紫野高在学中の17歳の時、「インストール」で文芸賞を最年少受賞した。

 ともに、これまでの同賞の最年少記録だった丸山健二さんの23歳1カ月を抜き、1935年に創設されて以来の歴史を塗り替えた。女性二人のダブル受賞も同賞史上初めて。

 贈呈式は2月20日午後6時から、東京・丸の内の東京会館で開かれ、正賞の時計と副賞100万円がそれぞれ贈られる。

最近若い女性作家が流行りだが、その中でも文壇では綿矢りさの評価だけがひと味違う。理由は簡単。彼女がとてもかわいいからだ。
彼女に関しては、結局「綿矢りさ萌え〜」で終わってしまうわけであって、正しく評価されるのは20年後の彼女の作品次第だろうなぁ。だってこれ、綿矢りさをスターにしようというにおいがプンプンするもん。