Winny問題とCCCD問題について

一応コメントしておこうかと。
まず僕はWinnyをはじめとするP2Pソフトは使っていません。WinnyはうちにADSLが入ったときに使ってみようかとダウンロードして立ち上げたのですが、1時間ほど経ってそもそも音楽なんて聞かない、という結論が出てしまって終了。
Winny不当逮捕については、オウム真理教信者に対する別件逮捕の際にあれだけ文句を言っていた人たちが、どうして何も言わないのか激しく疑問。いや、あの時と違って、そういう人たちはテレビなどのメディアに出る必要性が無くなったからか。
で、一番メインのCCCDについて。コピーを嫌がるコンテンツホルダーの気持ちも良くわかりますし、コピーのやりすぎはメディアそのものを崩壊させる、ということも言っておきたい。
でもさ、ありとあらゆる方法でCDのデータハックを防いでも、今までWinny等で無料で聞いていた人は、CDを買うんじゃなくて、単に聞かなくなるだけですよ。
ある音楽(この音楽は、今の日本におけるそれなりの知名度の歌い手が歌っているものとする)をWinnyで聞く人より、テレビの音楽番組やCMタイアップで聞く人のほうが圧倒的に多いはずですよ。
テレビやCMとのタイアップでとりあえず聞かせる、というのは今や音楽業界では最も手っ取り早いプロモーション活動とされているわけだし、どうしてWinny網を憎むべき対象ではなく、プロモーションの一環として使おうという発想が出てこないかなぁ。