iPodを買ってつくづく思ったのだが、現在iPodで容量の小さいほうには20GB分の音楽が入る。これは大体5000曲入る計算になる。一般的なアルバムに一枚15曲曲が入っているものとして、これはアルバム約330枚分が入ることになる。恐らくだが普通の人はアルバムを330枚も持っていないだろう。
となるとどうなるのか。容量がガラガラのiPodがあると、人はそれを埋めたくなるのだ。かく言う僕も、せっかくだからということで買ったり借りたりしたCDが何枚も出来た。だが、当然のことながらこういうときにCCCDは対象から外れる。CCCDは無知な消費者をだまして一儲けしようと考えたのだろうが、さすがにiPodを使うユーザはCCCDのことを良くわかっている。
iPodはものすごい勢いでデファクトスタンダードになりつつあるし、将来的にiPodはもっと容量が増えるだろう。そして、その際には「容量を埋める」というビジネスチャンスが生まれる。これをCCCDはドブに捨てているようなものだ。CCCDを売っているレコード会社の人間はiPodを使ってみればいい。きっとこの気持ちがわかるから。
それでもCCCDを売りつづけますか?