素晴らしい!
矢口作品は一応全部見ているのだが、ウォーターボーイズを見た際に「矢口さんらしくないな」と思っていたのだ。というのも、矢口作品の魅力はなんと言っても暴走しまくる元気有りすぎの女の子にあるわけで、ウォーターボーイズでも一応平山あやがその役割を果たしていたのだが、「やっぱりこの監督は女の子を撮ってナンボだろう」と思っていたのだ。というわけで満を持して女の子16人を撮ったこの映画が面白く無い分けないでしょう。竹中直人も今回はクドさがあんまり出て無くてよろしい。
以下ネタバレ
こういう映画なのでラストは演奏で終わる。前作のウォーターボーイズもラストは演技で終わったが、その演技のシーンが長すぎて中だるみを起こすという問題を抱えていた。というわけで今作なのだが、ジャズなので各人のソロパートが入るため、中だるみを起こしていない。これにはやられた!
とりあえず今のところ今年度No.1です。是非皆さん見に行ってください(メチャメチャ混んでると思うけど)