高3の天野が五輪切符/競泳日本選手権
 日本水泳にシンデレラガールが誕生した。女子400メートル個人メドレーで、これまで無名だった天野美沙(17=桐蔭学園)が優勝。4分43秒72で日本水連が設けた五輪派遣標準記録を1秒33上回り、アテネ五輪代表の座をつかんだ。五輪選考会で初めて行われた一発選考。過去の実績に関係なく、わずか1度のレースで派遣標準記録を破って2位以内という明確な選考基準が、新しいヒロインを生んだ。
この記事は、水泳にあんまり興味の無い僕にとってはああそうですか、という話なんだけど、それとは別にずーっともやもやしていることがあって、それは

日本水泳にシンデレラガールが誕生した。
この部分。マスコミ(特にスポーツマスコミ)って、シンデレラという表現を良く使うけど、今回の場合でも天野さんは練習して選考会で勝てるだけの実力を付けてきたわけで、それをマスコミはまるで発見したかのように書く。で、付けるキャッチがシンデレラ、ってお前らマスコミは王子様なのかと言いたい。
こういう表現一つにも、現在マスコミが忌み嫌われるきっかけとなった、尊大な態度が現れていると思うんですが。