大嫌いな言葉

「健全な精神は健全な肉体に宿る」

結構有名にはなってきたのだが、これ、古代ローマの詩人ユウェナーリスが言った「健全な精神は健全な肉体に宿ればいいんだけど実際はなぁ」という言葉を、日本の軍部が都合のいいように捻じ曲げて伝えたというのが真相。
でも今でもこの言葉を喜んで使っている連中が山のようにいますわな。そういう連中にこの言葉の本来の意味を伝えてあげても「でも実際は〜」とか何とか言って必死で否定しますわな。
この言葉を喜んで使っている人で障害者等の、社会的弱者の人はいますか?少なくとも僕は見たことが無い。この言葉を喜んで使うって言うのは、つまり自分が健全な肉体を持つから言うわけで、そういう人間が社会的弱者のことを考えられずに自分たちの都合のいい言葉を使っている時点で健全な精神が宿っていないことは自明だろう。

いまどきこの言葉を使っている連中は頭の中が第二次世界大戦で止まっている連中で、ヘタに武器を渡せば喜んで人殺しに行くような連中だろう。この言葉を喜んで使っている連中はそれだけで軽蔑に値する。

・・・これぐらい言ってやらんと救われない障害者の人とかがいるんですよ。実際に。